必要なIT教育とはなんだろう

量産されているエンジニア

近ごろ「プログラミングスクール」が溢れかえっていますね。インターネット広告でよく見かけるように思います。では、あちらにもこちらにもあるスクールでは、いったい何を教えてくれるのでしょうか。もちろん、“プログラミング”スクールですから、どこの教室も「プログラミング」を教えてくれるでしょう。それでは「プログラミング」で何が出来るのか。

IT業界で働いていらっしゃらない方から見ると「プログラマ」は「アプリを作る人」と思われているかもしれません。ですが、実はこれは間違いなんです。いえ、正確に言えば「プログラマだけではアプリは作れない」のです。

プログラマとは

それでは「プログラマ」とは何ができる人なのでしょう。プログラマは、すでに「設計」された指示を、その通りにプログラミングすることができる人です。アプリケーションを作るためには、「デザイン」して、「設計」して、「プログラミング(組み立てる)」するという過程があるわけですが、そのもっとも下位層にいるのがプログラマという訳です。

プログラマの量産とは

ここで問題となっているのが、プログラマの量産です。プログラマは文字通り「プログラムを書くこと」しか出来ません。指示通りのプログラム書くをだけなら、人はすぐに出来るようになります。

「設計」という指示がないとプログラムの書けない人、いわば“取り換え可能”なプログラマが量産されてしまっているのです。こういったプログラマの存在が日本のIT業界を停滞させていくのではないかと私は懸念しています。

もし例えるなら料理がいいでしょう。現状のIT業界では「プログラマ」のように「レシピを見れば料理を作れる」人が増える一方で、「レシピを考えて作る人が増えていない」という状態です。新しいレシピも増えず、ずっと同じ料理を作り続けていれば、料理業界(というものがあるかは分からないですが)が頭打ちになり、廃れていってしまうのは容易に想像できるのではないでしょうか。

私の目指すもの

私がこの事業の「IT教育」で実現したいことは、応用力のあるエンジニアの育成です。これは、指示なしではプログラムを作れない「プログラマ」ではありません。自分からプログラムを設計できることは勿論です。加えてIT業界という広い言葉の中の一部であるプログラミングのみでなく、コンピュータサイエンスの指導に力を入れます。そして、基本情報技術者など国家試験取得並みの実力を身に付けさせます。

生涯を通してエンジニアとして生きていくためには、必ず「プログラミング」以外の“知識”が必要となってきます。それを知らせず知らされず、“プログラミングしかできない”エンジニアが量産されていることに対する私の危機感に共感してくださった方、頭打ちにならないエンジニアになりたいと思っていらっしゃる方は、ぜひご連絡ください。

最後に宣伝

過去、ちょっぴりバズった記事があるので宣伝がてら見てみてください。私が書きました。https://qiita.com/sorabin/items/3cae75d4428a96ccbbd3

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